お役立ちコラム

増税に伴う通勤交通費の変更も随時改定の対象になりますか?

増税に伴い通勤交通費の変更が発生しますが、これは随時改定(月額変更)の対象となりますか?

通勤交通費は固定的賃金ですので、随時改定の対象となります。

ただし随時改定となるかどうかは、変更月以後の3か月の残業代等も含めた総支給額の平均月額に該当する標準報酬月額と、変更前の標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じるかどうかで決定されます。

今回のケースでは通勤手当額=通勤定期代ですが、通勤手当を実費(往復交通費×出勤日数)としているケースであっても、往復交通費の単価が上昇したことになりますので、随時改定の対象となります。

会社によっては3か月定期、半年定期で交通費を支給されているケースもあり、必ずしも消費税増額にあわせて平成26年4月に増額する、というわけではありません。その場合は増額された定期代が何月分に対応するものかを確認し、その最初の月を昇給月とみなして計算をすることになります。

関連コラム

2026年4月からの主要な法改正
2026年(令和8年)4月より様々な法改正が予定されておりますので、その中で主要な内容をお伝えしたいと思います。【健康保険 被扶養認定における年間収入の取り扱いの変更】従来は収入の見込みを総合的に判断(過去の収入実績や現在の収入状況、将来の…
労働基準法の法改正予定について
2026(令和8)年以降に予定されている労働基準法の法改正について触れたいと思います。概要2025(令和7)年1月に労働基準関係法制研究会において、新型コロナウイルス感染症の影響やデジタル技術等の進展により、働く人の働き方に対する意識等が個…
【厚生年金保険】標準報酬月額の上限が2027年9月から段階的に引き上がります
令和7年6月13日に、年金制度改正法が成立しました。その中で、厚生年金等の標準報酬月額の上限について、段階的な引上げが決定されましたので、今後の見込みを立てると良いでしょう。(2027年9月に68万円、2028年9月に71万円、2029年9…
扶養控除等の見直しについて(令和7年度税制改正の見込み)
令和6年10月から、児童手当について所得制限が撤廃されるとともに、支給期間については高校生年代まで延長され、また第3子以降が増額されています。所得制限の撤廃および支給期間の延長に伴って、16歳から18歳までの扶養控除について、15歳以下との…
年末調整時に提出する申告書が一部簡素化されます
2024年も残すところ3か月ほどとなり、今年も年末調整の時期がやって参ります。今回の年末調整から、下記2種類の申告書が簡素化されることとなりました。①給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(令和7年分~)②給与所得者の保険料控除申告書この2種…

当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。