お役立ちコラム
外形標準課税における出向者給与負担金について
-
当社は親会社から出向者を受け入れており、この出向者への給与は親会社が直接支給し、当社では同額を出向料として毎月親会社に支払っています。この出向者給与負担金は当社の法人事業税の付加価値割を計算する場合の報酬給与額に含める必要がありますか?
-
法人事業税の付加価値割の課税標準となる報酬給与額は、雇用関係又はこれに準ずる関係に基づき労務の提供の対価として支払われるものであって、原則として法人税において損金の額に算入されるものとされており(地法72の15)、法人の使用人が他の法人に出向した場合の報酬給与額は、その出向者の給与の実質的負担者の報酬給与額とするとされています(取扱通知4の2の14(1))
親会社は出向者に対する給与を支給していますが、御社が負担すべき給与相当額を親会社に支出しておりますので、この給与負担金は、御社の報酬給与額として扱われ、親会社の報酬給与額には含めません。
<参考文献等>
地方税法72の15
取扱通知4の2の14(1)
関連コラム
- 経理業務のBPOの普及について
- はじめに今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムは経理業務のBPOの普及についてです。1.経理業務におけるBPOとはBPOとは、Business Process Outsourcing:ビジネス・プロセス…
- インターネットバンキングの総合振込について
- 【はじめに】今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムはインターネットバンキングの総合振込についてです。1.総合振込とは総合振込(そうごうふりこみ)とは、法人のお客さま向けのサービスで、複数または大量の振込…
- 利益20万円未満でも必要?住民税申告について
- 【はじめに】今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムは住民税申告についてです。1.副業など利益が20万円未満の場合、住民税申告は必要か。副業などの所得(収入から必要経費を差し引いた利益)が20万円を超える…
- 個人事業主に税理士は必要?経営に必要な会計処理とは
- 【はじめに】今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムは個人事業主に税理士は必要かどうか、経営に必要な会計処理についてです。1.個人事業主に税理士は必要か個人事業主の方で、税理士に経理業務を依頼しようか迷わ…
- 5年分まとめて申告できる?医療費控除について
- はじめに今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムは5年分まとめて申告できる?医療費控除についてです。 1.医療費控除とは医療費控除とは、自分自身や生計を一にする配偶者、その他の親族のために支払った1年間の…
当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。
