お役立ちコラム
道路占用料の消費税の取扱いについて
-
道路占用料を支払った場合には消費税は課税取引として認識してよろしいのでしょうか。
-
道路占用料は、土地の貸付けに係る対価に該当しますので、貸付期間で判定いたします。よって、その貸付期間が1ヶ月未満であれば課税取引、1ヶ月以上であれば非課税取引に該当します。
<参考HP等>
国税庁HP『道路占用料』
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shohi/05/01.htm
(掲載日:2014年5月7日)
関連コラム
- キャッシュ・フロー計算書作成時の落とし穴(消費税・建設仮勘定の扱いなど)
- 1.はじめに p; キャッシュ・フロー計算書とは、財務諸表のうちの1つであり、企業の一会計期間におけるキャッシュ・フロー(収入および支出)の状況を、営業活動、投資活動、財務活動の3つに区分して表示する計算書です。 損益計算書におけ…
- 販売奨励金を支払った場合の消費税
- 1.はじめに p; キックバックやリベートなど販売奨励金といった謝礼という内容の商慣習に対する消費税の取り扱いはどのようになっているのでしょうか。基本的な取り扱いから軽減税率との関連についても見ていきたいと思います。 p;…
- 金銭債権を対象とした取引に係る消費税の考え方
- 1.はじめに p; 有価証券や金銭債権を対象とした取引に係る消費税は、課税売上割合の計算上複雑になっています。これらを本業として取り扱っていない会社で売却等が発生した際に、課税売上割合の計算を間違えてしまうケースが多いようです。 …
- 違約金や損害賠償金は消費税が課税される!?
- 違約金や損害賠償金を支払った場合や受け取った場合には、原則として、消費税は課税対象外(不課税取引)とされます。しかし、違約金や損害賠償金であっても課税取引とされることがあります。 p; そもそも、消費税が課税される取引というのは…
- 郵便切手類・印紙・物品切手等の消費税の取扱
- p; 1.はじめに p; 消費税の取引分類は様々ありますが、その中でも郵便切手や印紙、物品切手(いわゆる商品券やプリペイドカード等)はあらゆる会社で取り扱いがあるうえ、同一のものであっても流通の段階等で課非判断に影響があ…
当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。