お役立ちコラム

グロスアップ計算の概要

グロスアップ計算の概要を教えていただけますでしょうか?

エクスパッツ等、海外の会社から日本へ赴任する場合などに、会社から社宅や水道光熱費等の経済的利益を受けると、これらを含めた課税所得について、所得税、住民税、社会保険料などが発生します。所得税、住民税、社会保険料を会社側がさらに手当として支給し、手取りでの給与を保証するケースが多くみられます。この手取り額の保証をするための支給金額を逆算して計算する方法をグロスアップ計算といいます(「グロス」とは総支給額のことをいいます)。

税金や社会保険料等の手当を支給すると、その分の課税対象額が増えるため、源泉所得税や社会保険料の額が変動し、手取り額が保証額と一致しなくなります。したがって、保証額と整合性がとれるまで反復計算をし、最終的な源泉所得税額や社会保険料を算出する必要があります。源泉徴収税額表を見ながら手計算する方法もありますが、条件(社宅、水道光熱費、扶養人数、等)が増えると非常に手間がかかりますので、給与計算ソフトの自動計算を利用するなどして確認したほうがよいでしょう。

執筆者:坂田

 

関連コラム

財形貯蓄
財形制度に加入している従業員が育児休業を取得する場合の財形取扱いについて留意する事はありますか?
年末調整で申告した配偶者の合計所得金額の見積額と確定額に差異が発生した場合
年末調整で「給与所得者の配偶者控除等申告書」に記載した配偶者の合計所得金額の見積額と、その確定額に差が生じた場合、どのように処理を行えばいいでしょうか?
エクスパッツの取扱について
エクスパッツについて気を付けるべきことを教えて下さい。
年末調整の障害者控除
扶養親族が身体障害者手帳を持っていない場合でも、年末調整の際に障害者控除を受けることが出来ますか?
配偶者控除の適用を受けることが出来ない場合
平成30年分以後の所得税について、給与所得者本人の合計所得金額が1,000万円(給与所得だけの場合の給与等の収入金額が1,220万円)を超える場合には、配偶者控除の適用を受けることができないのでしょうか?

当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。