お役立ちコラム

社会保障協定の適用証明書で、内容に訂正や変更が生じた場合の手続方法は?

社会保障協定適用証明書の交付申請を行い、適用証明書が交付されましたが、相手国での就労開始年月日を間違って届け出てしまっていました。訂正する方法を教えてください。

交付された証明書の内容を「訂正する」か「変更する」かで、方法が異なります。

 

【内容を訂正する場合】

就労開始日に誤りがあった等、届出期間に誤りがあった場合は、訂正手続を行います。

訂正届を作成し、管轄の年金事務所(または広域事務センター)へ提出します。訂正届の作成方法は以下のとおりです。

まず、記載内容の正しい「社会保障協定適用証明書 交付申請書」を作成します。その際、誤りがあって訂正したい箇所については“正しい内容を朱書きで記載”します。そして余白部分に、“前回誤って記載した内容を黒字で記載”します。

通常の社会保険適用関係書類の訂正届とは、赤・黒の書き方が逆になりますので、注意してください。

 

【内容を変更する場合】

対象者の氏名や住所を訂正したい等、届出期間以外の内容を変更する場合は、適用証明書の再交付手続きを行います。

「社会保障協定適用証明書 再交付申請書」に所定の内容を記載して、管轄の年金事務所(または広域事務センター)へ提出します。その際、前回交付された(記載内容が誤っている)適用証明書を添付してください。

 

(参照)

日本年金機構「社会保障協定に関する各種申請書・添付書類」  http://www.nenkin.go.jp/service/kaigaikyoju/shaho-kyotei/sinseisho/tenpu.html

 

執筆者:三枝

 

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