お役立ちコラム
海外出張と海外派遣の違い
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海外出張と海外派遣の違いは何ですか?
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【海外出張者とは】
単に労働の提供の場が海外にあるにすぎず、国内の事業場に所属し、その事業場の使用者の指揮に従って勤務する労働者です。
海外出張の例:
- 商談
- 技術・仕様などの打ち合わせ
- 市場調査・会議・視察・見学
- 現地での突発的なトラブル対処
海外出張者については何ら特別の手続きを要することなく、所属する国内の事業場の労災保険により給付を受けられます。
【海外派遣者とは】
海外の事業場に所属して、その事業場の使用者の指揮に従って勤務する労働者またはその事業場の使用者です。
海外派遣の例:
- 海外関連会社(現地法人、合弁会社、提携先企業など)へ出向する場合
- 海外支店、営業所などへ転勤する場合
- 海外で行う据付工事・建設工事(有期事業)に従事する場合(統括責任者、工事監督者、一般作業員などとして派遣される場合)
海外派遣者については特別加入の手続きを行っていなければ、労災保険による給付を受けられません。
「海外出張者」と「海外派遣者」のどちらかに当たるかは、勤務の実態によって総合的に判断されることになります。
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