介護休暇と介護休業や給付金の内容について教えて下さい。

以下の通りまとめてみました。

■介護休業とは

家族の世話などをするために一定期間会社を休むことで、比較的長期の休業で、対象となる家族1人あたり最大93日が上限になります。

■介護休暇とは

介護休暇は病院への送迎など用事のために取るもので、対象となる家族が1人の場合は年に最大5日まで、複数の場合は年に10日までの範囲で仕事を休むことができます。

■介護として認められる範囲

介護の対象と出来る状態、被介護者として認められる家族の範囲についても、一定の既定があります。

■介護の対象とされる状態は？

介護を要するかどうかについては、一定の規定による「要介護状態」にあたるかどうかで判断されます。

■介護の対象者として認められる範囲は？

以下の通りです。

・配偶者（内縁の妻など、いわゆる「事実婚」を含む）

・両親および配偶者の両親

・子供

・同居かつ扶養している祖父母、配偶者の祖父母

・同居かつ扶養している兄弟姉妹

・同居かつ扶養している孫

■介護休暇・介護休業中の賃金は？

法令上、有給・無給どちらでも問題ありません。

■雇用保険の介護休業給付金について

雇用保険に加入している場合は条件によって

収入の67%程度を上限とした介護休業給付金の申請を行うことができます。