お役立ちコラム

短時間正社員制度導入のメリットについて

短時間正社員制度について教えてください。

短時間正社員とは、正規型のフルタイム労働者と比べて、所定労働時間(所定労働日数)が短い正規型の労働者であり、次のいずれにも該当する労働者です。

①期間の定めのない労働契約を締結している者

②時間当たりの基本給及び賞与・退職金等の算定方法が同一企業に雇用される同種のフルタイムの正規型の労働者と同じである者

企業内でこのような働き方を就業規則に制度化することを指して「短時間正社員制度」と呼んでいます。

 

導入のメリットは下記などがあげられます。

①    優秀な人材の獲得

②    従業員(特に女性従業員)の定着率向上

③    採用コストや教育訓練のコスト削減

④    従業員のモチベーション向上

⑤    顧客や社会等、外部へのイメージアップ

 

導入にあたっては、賃金や評価、教育訓練について検討する必要があります。また、トラブルを防ぐため、就業規則の作成や変更も大切になります。

 

また「短時間正社員制度」を設けた上で、制度導入後5年以内にこの制度を利用した従業員が出た場合、申請により企業に対し助成金が支給されます。(短時間正社員制度導入促進等助成金)

 

このように短時間正社員制度を導入することにより、従業員のみでなく企業に対しても様々なメリットがあります。

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