お役立ちコラム
外貨建取引時に使用するレートは?
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会社で、外貨での取引(仕入)が発生することになりました。日本円に換算する時のレートは何を使えばいいでしょうか?
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法人税法基本通達第13章の2 外貨建取引の換算等 第1節 外貨建取引に係る会計処理等によりますと、基本的には、その取引を計上すべき日(取引日)における対顧客直物電信売相場(電信売相場)と対顧客直物電信買相場(電信買相場)の仲値(電信売買相場の仲値)を使って日本円に換算します。
ただし、継続適用を条件として、売上その他の収益又は資産については、取引日の電信買相場、仕入その他の費用(原価及び損失を含む)又は負債については、取引日の電信売相場を使用して日本円に換算してもよい事となっています。
しかし、中には、いわゆる外貨建て円払いという取引があります。
外貨建取引とは、その取引に係る支払が外国通貨で行われるべきこととされている取引をいいますので、例えば、債権債務の金額が外国通貨で表示されている場合でも、その支払が日本円により行われることとされているものは、ここでいう外貨建取引には該当しないことにご注意ください。
<参考文献等>
国税庁HP
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/13_2/13_2_01.htm
執筆者:河原
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