お役立ちコラム
寄附金控除について
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政治献金等の寄附金を払った場合、確定申告で寄附金控除の計算として2通りの方法があるそうですが、それぞれの方法について教えて下さい。
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政党等に対して寄附をした場合、所得控除か税額控除のどちらか有利な方を選択することができます。
所得控除としての寄付金控除は、その年中に支出した特定寄附金の額の合計額から2千円を控除して算出します。ただし、特定寄付金の額の合計額はその年の所得金額の40%相当額が限度となります。
一方、税額控除としての寄付金特別控除は、その年中に支出した政党等に対する寄附金の額の合計額から2千円を控除した残額に30%を乗じて算出します。ただし、寄付金の額の合計額は原則として所得金額の40%相当額を限度とし、特別控除額はその年分の所得税額の25%相当額が限度となります。
また、確定申告をした後で、もう一方の方法の方が有利であると気付いた場合でも、更正の請求により選択替えをすることは認められないため、申告書提出前に十分に検討する必要がありますのでご留意下さい。
<参考文献等>
国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/04_3.htm
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