お役立ちコラム

改良等があった固定資産の所有期間の判定

土地建物を取得し、その後改良等を行いその支出額を固定資産計上しました。その不動産を譲渡した時の所有期間はどのように判断するのでしょうか?

固定資産の取得後に大規模な改良等を行った場合には、その改良に要した費用については通常固定資産として計上することとなり、その取得日については当然その改良等を行った日となります。

今回その不動産を譲渡する場合において、その譲渡資産の所有期間を資本的支出部分とそれ以外の部分に区分して判定するかどうかですが、この判定は資本的支出の時期にかかわらず、その土地建物を取得した日をもって判定することとなります。

参考

国税庁HP  所得税措置法通達 「措置法第31条・第32条共通関係」31・32共-6

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/shotoku/sochiho/710826/sanrin/sanjyou/soti31/02.htm

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