お役立ちコラム

宗教法人か扱うテレホンカードの販売について

宗教法人A神社は、テレホンカード(500円)に「合格祈願」、「交通安全」、「家内安全」等の文字と当該神社名を印刷(印刷費@約250円)して、その境内で販売(販売予定価格@1,000円)することとしています。 当該テレホンカードの販売は、収益事業たる物品販売業に該当しますか。

当該テレホンカードの販売は、収益事業たる物品販売業に該当します。

収益事業たる物品販売業には、動植物その他通常物品といわないものの販売業が含まれ、「通常物品といわないもの」には、動植物のほか、郵便切手、収入印紙、物品引換券等も含まれるものとして取り扱われており、テレホンカードは、ここにいう「通常物品といわないもの」に含まれると考えられます。

当該テレホンカードは、お守り、お札等と同じ場所で販売されるものではありますが、その売価(1,000円)と原価(約750円)との関係からみて、その差額は、通常の物品販売業者の売上利潤であると認められます。

参考条文 国税庁HP 質疑応答事例「宗教法人が行うテレホンカードの販売」

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/21/01.htm

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