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空調機器の耐用年数について

空調機器を購入したのですが、耐用年数は何年にすればよいでしょうか。

固定資産の耐用年数は、原則として、耐用年数省令により判断します。空調機器の耐用年数は、空調機器の種類に応じて大きく2種類に区分することができます。

1.その空調機器が、オフィスビルに設置されフロアー全体に送風するものやビル全体に送風するものなど、ダクトを通じて広範囲に送風するもの。

この場合、耐用年数省令別表第一の「建物付属設備」―「冷房、暖房、通風又はボイラー設備」に該当し、耐用年数は冷凍機の出力に応じ13年又は15年となります。

2.その空調機器が、ウィンドータイプのルームクーラーやエアーコンディショナーなど、広範囲に送風しないもの。

この場合、耐用年数省令別表第一の「器具及び備品」―「冷房用又は暖房用機器」に該当し、耐用年数は6年となります。

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