ウォームビズの取組ってどうしたら良いですか？

ウォームビスとは、平成17年度から環境省が推奨している冬期の地球温暖化対策のひとつです。一般的に、電力による冷暖房を行う場合、室温設定の調節による省エネ効果は、夏よりも冬の方が大きいことが知られています。職場では以下のような取り組みをされてはいかがでしょうか。

・暖房時の室温設定は20℃以下に設定しましょう。温度・湿度を適正に保つために温度計・湿度計を置きましょう。

・湿度が高いとよりあたたかく感じられます。加湿器、植物を置く等して湿度を快適に保ちましょう。

・あたたかい空気は天井の方に、足元の低い位置には冷たい空気が溜まりやすいです。扇風機で空気を循環させる等の工夫をしましょう。

・天気の良い日はブラインドを開けて太陽光を採り入れ、天気の悪い日はブラインドを閉めて空気が冷めるのを防ぐ等、ブラインドを上手に活用しましょう。

・あたたかい空気が出入り口から逃げないよう、ドア付近にはパーテーションを置く等の工夫をしましょう。

職場の温湿度管理はインフルエンザの予防にもつながりますので、衛生委員会の議題として取り上げたいところです。衛生委員会の運営については、社会保険労務士にお問い合わせください。