お役立ちコラム

非居住者になった社員への賞与支給について

3ヶ月前に非居住者になった社員に賞与が支給されます。賞与の計算期間の途中で非居住者になったのですが、源泉徴収はどのように考えればいいのでしょうか?

計算期間を居住者と非居住者の期間で按分し、居住者であった期間に相当する賞与額については課税処理します。
賞与は一定期間の勤務状態や業績などをもとに支給額が決定されると思います。
支給日の時点で非居住者であっても、その計算期間が非居住者になる前であった場合には、非居住者に支払う国内源泉所得となり、20.42%の税率による源泉徴収が必要となります。

ご質問のように賞与の計算期間の途中で非居住者になった場合は、以下のように処理を行ないます。

1.   全期間の日数から国内勤務期間の日数で割合を求める。

2.   求めた割合から、支給額の国内勤務部分を求める。

3.   国内勤務部分の支給額に対して、20.42%の税率で源泉所得税を求める。

なお、通常は社会保険料等控除後の金額から税額を求めますが、非居住者の国内源泉所得への税額計算は社会保険料等を控除せず、対象となる全額に対して税額を求めますので注意が必要です。

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