お役立ちコラム

死亡退職後の住民税はどう処理すればいいでしょうか?

年の途中で死亡退職になった方がいます。年度中の住民税が残っている状態ですが、どう処理すればいいのでしょうか?

死亡退職時に未納の住民税については、相続人に引き継がれることになりますので、相続人において未納の住民税を支払う必要があります。また、次年度分が発生した場合も、同様に相続人が引き継ぐことになります。

まず、死亡退職になった年度(5月分まで)については、未納分の住民税は普通徴収の形で相続人が納付することになります。ただし、1月以降の場合は、通常の退職と同じように、最後に支払われる給与から一括徴収で処理しても差し支えありません。その場合、年度中の住民税は全額納付済となりますので、相続人が新たに納付する必要はなくなります。

また、住民税(市民税・県民税)は、1月1日現在に住所のある市町村において前年中の所得に基づいて課税される税金ですので、死亡退職が1月1日以降であった場合、次年度分の市・県民税も発生することがあります。その場合、新年度分については6月頃に市区町村から納付書が送付されますので、相続人はこれについても納付する義務が発生します。この点ご注意下さい。

 

執筆者:榎本

 

関連コラム

給与計算アウトソーシングのすすめ
p; 従業員を雇えば毎月発生する給与計算。貴社では毎月何時間かけて行われているのか考えてみた事はございますか?給与計算には月次業務のみならず年次業務も発生するので、年間で発生する作業時間は想定していたよりも実際には多い事が散見…
兼業・副業と社会保険手続き
目次 p; Q1.兼業・副業に興味があるのですが、私も兼業・副業出来るのでしょうか? Q2.兼業・副業で2カ所以上の会社で勤務する場合、2ヶ所以上で健康保険の加入手続きを行うのですか? Q3.そもそも、社会保険の加入条件は何でしょ…
財形貯蓄
財形制度に加入している従業員が育児休業を取得する場合の財形取扱いについて留意する事はありますか?
年末調整で申告した配偶者の合計所得金額の見積額と確定額に差異が発生した場合
年末調整で「給与所得者の配偶者控除等申告書」に記載した配偶者の合計所得金額の見積額と、その確定額に差が生じた場合、どのように処理を行えばいいでしょうか?
エクスパッツの取扱について
エクスパッツについて気を付けるべきことを教えて下さい。

当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。