お役立ちコラム

代休と振休はどう違うのですか?

振休と代休はどう違いますか?

振休とは所定の休日を事前に他の労働日と振替えることをいいます。

たとえば、日曜日を休日と定めている場合に、この日曜日の休日と3日後の水曜日とを事前に振替えて、日曜日を労働日とし、水曜日を休日とすることです。このように休日を振替えた場合は、その週については水曜日が休日となり、日曜日に労働させても割増賃金は不要です。

ただし、①就業規則に振替の根拠規定があること ②事前に振替日を指定すること ③振替後の休日によって週1回または4週4日の休日が確保されることなどの条件を満たすことが必要です。

これに対して、代休は休日労働をさせた後にその休日の代償として他の労働日に休みを与えることをいい、この場合は休日労働をさせたという事実は既に存在しており、後になって休みを与えたからといって休日労働という事実が消えるわけではありません。したがって通常の賃金の135%の割増賃金を払う必要があり、年少者については法違反となります。

また、法定休日に労働し、後日代休を取った場合に代休をとった日の賃金をどうするかについてはその当事者の定めるところによりますので無給とすることもできます。この場合、結果的に35%になりますが、休日労働にたいしては135%支払い、代休を取ったときには100%差し引くことが可能であるということに過ぎません。

関連コラム

働き方改革推進支援助成金について(令和3年度交付申請受付開始)
p; 平成31年4月1日以降、働き方改革関連法が順次施行されております。最初の関連法施行から2年ほど経過し、世間的にも少しずつ理解が定着してきたように感じますが、まだまだ働き方改革は発展途上の段階です。 そこで今回は「働き方…
男性版「産休」制度?どう変わる、男性の育児休業
p; 男性版「産休制度」の新設? p; 男性の育児休業取得率は徐々に上昇しているとはいえ、いまだ10%未満という状況です。 そこで厚生労働省の労働政策審議会では男性の育児休業取得促進策を打ち立て、現在開催中の通常国会に法…
高年齢雇用安定法の改正で何が変わる?
p; 2021年4月1日より、高年齢者就業確保措置を事業主の努力義務とする「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部改正」が施工されます。ざっくり要約すると『70歳までの就業機会の確保が事業主の努力義務に』なります。 このよう…
【最高裁判決】同一労働同一賃金
p; 2020年10月13日に、大阪医科大学(現大阪医科薬科大学)、メトロコマース裁判。続いて10月15日には、日本郵便裁判3件の最高裁判決が相次いで出されました。 いずれも高裁判決からの逆転判決として話題になっています。 3件…
テレワーク実態調査
p; 新型コロナウィルスの感染拡大による全国の就業者の働き方の変化について、公益財団法人NIRA総合研究開発機構より発表されたテレワーク実態調査結果が興味深いものとなっています。今回はこちらの内容をご紹介したいと思います。 調査…

当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。