お役立ちコラム
経理業務のBPOの普及について
はじめに
今回の経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムは経理業務のBPOの普及についてです。

1.経理業務におけるBPOとは
BPOとは、Business Process Outsourcing:ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略語です。
経理業務におけるBPOとは、一言で言うと、経理部門の仕事まるごとあるいは特定の工程を外部の専門会社に継続的に任せるということです。
具体的には、買掛金・売掛金の管理、経費精算、振込・支払い作業、給与計算といった経理担当者が会社で行っているルーチンワークのほとんどをBPOで任せることができます。
2.2025年~2026年現在のBPOの普及
経理業務のBPOは、近年非常に増えており、特に2025年〜2026年にかけてはごく一般的な経営判断になってきています。実際の導入については、企業の規模によって以下のような傾向があります。
- 中堅・中小企業:約30%〜40%
小規模な会社ほど、経理担当者を一人雇うよりも外注した方がコストが安いため、約3割〜4割の企業が何らかの形で外注(記帳代行など)を利用していると言われています。 - 大企業:ほぼ100%に近い(一部導入を含む)
大企業の場合、すべてを自社でやるのではなく、単純な入力作業や給与計算などをグループ会社や外部の専門会社に委託するのが当たり前になっています。 - 個人事業主:約70%(確定申告時期)
「税理士に丸投げ」している人も含めると、確定申告(タックス・プリパレーション)の時期だけ外注する割合は非常に高いです。
3.多くの企業がBPOを導入するのか
2026年現在、BPOが注目されている理由は主に3つあります。
- 属人化の防止
組織として業務を引き受けてくれるため、属人化のリスクを防げます。 - 最新のITツールが勝手に導入される
BPO業者は効率化のプロなので、AIやクラウド会計ソフトを駆使して業務を組み立ててくれます。自社で四苦八苦してIT化する手間が省けます。 - コストの最適化
正社員を一人雇うと、社会保険料や教育費がかかりますが、BPOなら「作業量に見合った費用」だけで済むため、結果的に安くなるケースが多いです。
おわりに
今回は、経理業務のBPOの普及についてご説明させていただきました。
CSアカウンティングでは、まさに経理業務のBPOを行っており、人事業務とのワンストップのサービス提供も可能です。
また、会計・税務のプロフェッショナルが、会計知識をもって様々なアドバイスをすることもできます。
日頃の経理業務の中でも、わからないことや改善したいことがございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
経理・会計・税務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のコラムをお読みいただきありがとうございます。
次回のコラムでまたお会いしましょう。
(執筆者:谷)
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