お役立ちコラム

売上高営業利益率の分析(BPO活用で利益率の改善!?)

当社はKPIの一つに売上高営業利益率の前年比1%増を掲げています。 KPIを達成するために経営戦術を策定していますが、具体的な手段として落とし込めずにいます。 売上高営業利益率の改善はどのように進めていけば良いか教えてください。

売上高営業利益率は売上高、売上原価、販売費及び一般管理費で構成されます。

構成要素ごとに細分化して分析していき、会社や業種の特性を理解した上で、時系列や同業他社との比較をしつつ進めていくことになると思います。

一般的には次のような分析から始め、地道に自社に最適な手段を選択していくことが重要だと思われます。

 

 ■売上高の分析

・製品計画、製品ライフサイクル

・商品構成、新製品比率

・営業所別、商品別等の売上高推移

・得意先別、商品別貢献度

・販売価格と販売数量とのバランス

 

■売上原価の分析

・仕入ルート、条件

・外注依存度

・機械化、自動化の程度

・稼働率(材料待ち・段取り時間)

・作業方法の標準化の程度

・遊休資産の有効活用(又は売却)

 

■販売費及び一般管理費の分析

 

・広告宣伝費、交際費、旅費等販売費の費用対効果

・物流、配送の合理化

・得意先別、商品別の販売効率

・役員報酬、管理部門費用の多寡

・事務部門の合理化、効率化

 

売上高営業利益率の改善を図るに際して、多く手段を並べても全てを実行することは困難です。

強みを活かし、弱みを補うという視点で自社に最適な手段を取捨選択することが一番の近道だと思います。

このときにBPOを活用することで、自社のコアな事業に注力でき、また専門的なサービスを高品質かつ低コストで受けられる場合があります。

売上高営業利益率の改善の手段の一つとしてBPOの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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