お役立ちコラム

証券会社へのマイナンバーの提出を拒否した場合のデメリット

NISA口座を開設している証券会社からマイナンバーの提出の通知が届きました。 提出を拒否するとどうなりますか。

すでに証券会社にNISA口座を開設されている方については、2017年9月までにマイナンバーの提出が義務付けられています。提出がされていない場合には2018年に再度、口座開設の手続きが必要(開設にはマイナンバー提出が必須)となります。提出がなければ2018年度から下記表の非課税の恩恵を受けられないこととなります。

 

最近の報道等によるとNISA口座のマイナンバー収集は思うように進んでおらず、原因のひとつとして、資産情報が把握されるのではないかという不安から提出を拒否する方が一定数いらっしゃるようです。マイナンバー登録によって口座残高が把握されるわけではなく、新たに提供される資産情報はありませんので、ご提出で不利益になることはありませんが、不安をお持ちの場合は提出先に説明を求め納得・安心してご提出いただくのがよいかと思います。

 

【NISA:個人投資家のための税制優遇制度】

非課税対象

株や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)

非課税投資枠

毎年120万円まで(翌年への繰り越しはできません)

期間

5年間(売却しても非課税枠の再利用はできません)

投資総額

最大600万円まで

制度継続期間

2014年から2023年までの10年間

 

今後は証券総合口座、銀行口座についてもマイナンバー提出が必要となってきます。

より正しい情報の提供や登録方法の簡易化などが求められますが、提出を求められる顧客側も漠然とした不安から拒否するのではなく制度を理解し、上手に安心して取引を行っていきたいですね。

 

<参考文献等>

日本証券業協会HP

http://www.jsda.or.jp/nisa/mynumber/index.html

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