お役立ちコラム

資産除去債務の計上時と履行時のキャッシュ・フロー計算書上の取り扱い

資産除去債務の計上時と履行時のキャッシュ・フロー計算書上の取り扱いはどうなるのでしょうか?

除去費用として増加した金額は、非資金取引のため、有形固定資産の取得による支出から除外する必要があります。

資産除去債務を履行した際に発生した履行差額は、投資活動によるキャッシュ・フローに関連して発生した損益であるため、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて加減算し、資産除去債務残高に履行差額を加減算した金額が資産除去債務の履行による支出として投資活動によるキャッシュ・フローに記載されます。
時の経過による資産除去債務の調整額は非資金損益項目のため、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて加算する必要があります。

敷金の償却による方法を採用している場合、償却額は非資金損益項目のため、営業活動によるキャッシュ・フローに表示します。
資産除去債務の計上は、非資金取引のため、キャッシュ・フロー計算書上には反映されませんが、資産除去債務は将来の支出となるため、重要性がある場合には重要な非資金取引として注記する必要があります。

<参考文献等>
連結財務諸表等におけるキャッシュ・フロー計算書の作成に関する実務指針

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