お役立ちコラム
確定申告をすべきかの判断について
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私はサラリーマンなので毎年確定申告を行っていないのですが、確定申告をした方がいいのでしょうか??
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サラリーマンなどの給与所得者の方々のうち大部分の方は、給与支払者である会社等が年末調整をしてくれるので、確定申告の手続きは必要ありません。おそらく会社に年末調整を行うための資料を提出していることと思います。
もっとも副業による年間所得が20万円を超えている方や、2ヶ所以上から給与をもらっている方などは確定申告が必要となるのでご注意ください。
確定申告は、年末調整を会社が行うことで各人の確定申告の手間を省く制度ではあるのですが、所得税が安くなる控除などの全てを包含しているわけではありません。
そのため、人によっては確定申告を行うことで納めている税金が還付される方もいます。
特に注意が必要なのは、①家を購入して住宅ローンを支払っているケース②家族全体で10万円を超える医療費を支払っているケースです。
①に該当する場合には、控除額も多額に上ることが多く、支払った所得税が全額返金されることもあるので見逃し厳禁です。
②に ついては年収311万6千円未満のサラリーマンであれば10万円を超えていなくても控除される範囲もあり、また、通院のための交通費や接骨院・鍼灸院でのマッサージ代、レーシックや歯科のインプラント、その他にも歯の矯正代なども医療費に含まれるものもあり、計算してみると意外と高額になっていることもあります。
確定申告の必要が無い方の還付申告は、還付申告をする年分の翌年1月1日から5年間行うことができるので、遡って考えてみてもいいかもしれないですね。
<参考文献等>
国税庁ホームページ
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