単身赴任して両親を自宅に残している場合、同居老親等と認められますか？

　老人扶養親族が同居老親等に該当するかどうかは、給与所得者または配偶者の直系尊属（父母、祖父母など）であり、かつ、給与所得者または配偶者のいずれかと同居しているかどうかで判定します。

　したがって、単身赴任で別居していても、給与所得者の配偶者が両親と同居していれば、同居老親等として申告できます。しかし、配偶者がともに転居してしまえば、たとえ給与所得者の子供と両親とが同居していても同居老親等とは認められません。