お役立ちコラム
健康保険の付加給付について
-
以前勤めていた会社では、インフルエンザの予防接種を受けるとその費用の一部が健康保険組合からもらえていたのですが、今の会社の健康保険ではそのような制度はないとのことです。何が違うのでしょうか?
-
インフルエンザの予防接種の費用等を補助することは健康保険組合などでよく行われていますが、全国健康保険協会(協会けんぽ)ではそれがありません。これは協会けんぽでは国の定めた給付(法定給付)のみを行い、一方健康保険組合ではそれぞれ規約により法定給付とあわせて、健康保険組合独自の給付(付加給付)を行うことができるからです。
これ以外にも健康保険組合によっては、協会けんぽにはない様々な付加給付が行われている場合があります。例えば、病院にかかり多額の自己負担が発生した場合にある一定の額に達した医療費が戻ってくるという高額療養費という制度がありますが、この高額療養費の額に達していない場合でも、ある一定の自己負担を行った場合はそれ以上支払った分の負担額が戻ってくるという一部負担還元金という制度や、出産時に支給される出産育児一時金に、さらに数万円上乗せされ給付をするという組合もあります。
健康保険組合に加入されている方は健康保険組合のホームページなどにこれらの情報があるはずなので、確認しておくと良いと思います。
関連コラム
- 社会保険適用拡大サイトのリニューアル内容について
- 厚生労働省は「社会保険適用拡大特設サイト」をリニューアルし、社会保険(厚生年金保険や健康保険といった被用者保険)の適用拡大について、より分かりやすく情報を提供するための新たなコンテンツを公開しましたので、内容をお伝えしたいと思います。社会保…
- 2026年4月からの主要な法改正
- 2026年(令和8年)4月より様々な法改正が予定されておりますので、その中で主要な内容をお伝えしたいと思います。【健康保険 被扶養認定における年間収入の取り扱いの変更】従来は収入の見込みを総合的に判断(過去の収入実績や現在の収入状況、将来の…
- 子ども子育て支援金制度の負担額について
- 2025年(令和7年)11月のコラムにて子ども子育て支援金制度の概要について掲載いたしましたが、今回は実際の負担額についてお話したいと思います。【支援金月額の計算方法】支援金月額 = 標準報酬月額 × 支援金率※R8年度の支援金率は一律0.…
- 健康保険の被扶養者認定について
- 2026(令和8)年4月1日より被扶養者認定の取り扱いが変更となります。概要健康保険の被扶養者、国民年金第3号被保険者と認定される要件の一つに年間収入がありますが、今回の変更はこの収入要件の取り扱いについて調整されることになりました。調整内…
- 子ども子育て支援金について
- 2026(令和8)年4月制度施行の子ども子育て支援金について確認したいと思います。【概要】少子化・人口減少は、我が国が直面する最大の危機であり、2030年代には若年人口が急激に減少します。こうした危機的な状況に鑑み、「こども未来戦略」(令和…
当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。
