お役立ちコラム
外国子会社の配当等の益金不算入と外国税額控除の関係
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弊社は、外国子会社及び外国法人から配当等を受領しているのですが、法人税法上の取扱いの違いを教えて下さい。
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外国子会社とは、内国法人がその発行済株式数又は出資金額の25%以上の株式数又は出資金額を6ヵ月以上引き続き直接に保有している場合の外国法人等をいいます。
この要件を満たすか否かで、法人税法上の取扱いが下記のように異なっています。
外国子会社から受ける配当等の益金不算入額は、配当等の額－配当等の額×5%(減算・社外流出)で計算されるため、結果として、95%が益金不算入となります。この適用を受ける場合、外国税額控除の適用を受けられないため、源泉税部分を別表四で加算することを忘れないよう注意する必要があります。また、外国法人からの配当等も別表四で加算をした後に別表一で税額控除を受けますが、外国子会社からの配当等と異なり、別表四の仮計下で加算をすることとなります。
＜過去掲載の関連内容＞
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