お役立ちコラム

介護保険の特定被保険者とはなんでしょうか。

私はまだ30代前半で介護保険の対象者ではありません。ところが先日給与明細を見たら、介護保険料が控除されていました。どうしてでしょうか?なお私は63歳の母を扶養家族にしています。

被保険者本人が40歳以上65歳未満であっても、40歳以上65歳未満の被扶養者がいる場合は、健康保険組合によっては介護保険料を徴収する場合があります。

介護保険法第10条では、医療保険の被保険者が40歳に達すると介護保険の第二号被保険者となるとしています。通常、介護保険の第二号被保険者になると健康保険組合の健康保険料と同様に毎月の給料等から介護保険料が差し引かれます。

ただし、健康保険法附則第7条では、介護保険第二号被保険者である被扶養者がある被保険者を特定被保険者としています。そして、健康保険組合は規約で定めるところにより、特定被保険者に関する保険料額を一般保険料額と介護保険料額との合算額とすることができるとしています。

よって、健康保険組合によっては規約により特定被保険者の介護保険料を徴収しているところもありますので、お問合せのケースはこれに該当すると思われます。

関連コラム

エクスパッツの取扱について
エクスパッツについて気を付けるべきことを教えて下さい。
随時改定(月変)のイレギュラー時の判断事例集※その2
随時改定(月変)のイレギュラー時の判断事例集※その1より続きます。 p; 一時帰休における随時改定の標準報酬月額の決定・改定について p; Q1 一時帰休に伴う随時改定について、1か月の全てについ…
随時改定(月変)のイレギュラー時の判断事例集※その1
被保険者の報酬が、昇(降)給等の固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定します。これを随時改定(イコール月変・以下月変と表記)といいます。 月変は、次の3つの条件を全て満たす場合に行います。 …
傷病手当金について
「傷病手当金」ってご存知ですか?健康保険の被保険者が私傷病(業務上、あるいは通勤途中のケガや病気は除きます)により欠勤を余儀なくされた場合、給料の全額ではありませんが、一定額が保障されるというありがたい制度です。 しかし、この制度を知ら…
社会保険労務士試験について
ひと月ほど前の平成30年11月9日、 第50回社会保険労務士試験の合格発表がありました。 今年の合格率は6.3%ということで、最近の合格率に照らしてみれば 平年並みか、少し難しい程度の難易度だったということになるのでしょうか。 試験は労働…

当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。