お役立ちコラム
ポイント制退職金制度とはどのような制度でしょうか
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退職金制度を変更しようと検討しております。ポイント制退職金制度とはどのようなものなのでしょうか。
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退職金制度は日本においては昔からある制度ですが、法定された制度ではないため退職金制度を設けなくても違法にはなりません。そのため、最近は退職金制度を導入していない、退職金制度を廃止した企業が多く見受けられます。ただし、就業規則に退職金規定が記載されている場合は賃金の一部とみなされるため、請求があった場合は支給しなければなりません。
ポイント制退職金制度とは、在職中の企業への貢献度に応じて一年ごとにポイントを付与し、これを累積したものにポイント単価(例:1ポイント10,000円)を掛け合わせて退職金を算出する制度のことをいいます。賞与と同じように、退職金に報酬(成果の見返り)機能を持たせるのが特徴です。
従来の日本の退職金制度(基本給連動型退職金制度)のように「基本給」に係数(勤続年数、退職事由によって異なる)を掛け合わせたものとは異なるため、賃金制度との連動がありません。そのため賃金制度の変更が行いやすいといえるでしょう。
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