お役立ちコラム
支払手数料と支払報酬の違いは?
-
支払手数料と支払報酬の違いについて教えてください。
-
支払手数料は手数料(銀行の振込手数料や不動産業者の仲介手数料など)や報酬(弁護士や税理士等への報酬・顧問料など)の支払いを処理する勘定科目です。
このうち弁護士等への報酬の支払いは、銀行等への手数料支払いとは異なり源泉徴収の対象となり、その性格が異なりますので、支払手数料と支払報酬とに分けて仕訳を登録することをおすすめします。これにより年始に作成する法定調書(報酬等の支払調書の作成)や毎月10日納付の源泉税の管理がしやすくなります。
支払報酬となるものについては定めがあり、毎年国税庁から発行されている「源泉徴収のあらまし」という冊子(HPでも確認できます)をご覧いただくと便利です。
なお、「源泉徴収のあらまし」冊子はその年の6月1日現在の所得税法等の規定に基づいているもので、税務署に行けば無料でもらえます。一冊もっておくと便利です。
<参考文献等>
源泉徴収のあらまし
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/aramashi2016/index.htm
関連コラム
- 部署ごとの社員旅行における会社負担額
- 今年の社員旅行は部署単位で日程を決め、それぞれ希望の多かった行先を選択し部署ごとに社員旅行を実施する形式を考えています。 しかしそれぞれの行先が違うことから会社が負担する費用に差が生じてしまいます。 この場合、経費として処理することはできま…
当サイトの情報はそのすべてにおいてその正確性を保証するものではありません。当サイトのご利用によって生じたいかなる損害に対しても、賠償責任を負いません。具体的な会計・税務判断をされる場合には、必ず公認会計士、税理士または税務署その他の専門家にご確認の上、行ってください。