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「BPOの導入で会社の経理は軽くて強くなる」が発売されました

BPOの導入で会社の経理は軽くて強くなる

発行:
税務経理協会
価格:
1,700円(税抜)
発行日:
2015年3月20日

本書は「アウトソーシング時代の経理 経理標準化のすすめ」の改訂版です。このたびの改訂では、タイトルを一新し、「ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)」の概念を説明し、日本国内におけるBPOの活用状況や課題のほか、経理部門の合理化のためのシステム活用例を追加しております。

 昨今の経済情勢では、企業を取りまく環境が従来にも増して大きく変化してきており、企業は業務の見直し等あらゆる施策を実施しているのではないかと思います。また、今後は少子高齢化が一層進み、必ずしも多くの陣容を経理部門にあてることができない状態が恒常化してくるとも思います。

 本書は、上述のような問題を抱える中での経理部門の標準化・合理化を目指し、「経理部門は、会社の機能として非常に重要だから、もっと改善をはかりたい!」と考えている企業経営者や経理部門責任者の方の改善活動の一助となれるよう執筆致しましたので、是非一度お手に取って頂けますと幸いでございます。

目次

序章 アウトソーシング興隆の背景
①アメリカにおけるアウトソーシングの発展
②コア・コンピタンス経営を実践するための武器


第1章 BPO導入の目的
①BPO導入の目的を考えよう!
②コアな業務に人材を投入<


第2章 経理部門がかかえる課題
①経理部員が安定していればいいのですが…
②社内改革しようとすると抵抗勢力が出てくるという悲しさ


第3章 BPO事業者選定時の留意点
①どの機能をBPOするのか決定する
②効率よくBPOするための準備をする


第4章 BPO導入のステップ
①円滑なBPOのために体制を整備する
②導入スケジュール等を決定し、社内周知により協力を仰ぐ


第5章 BPOの導入事例
ケース1 経理社員なしで親会社への決算早期化に対応
ケース2 新興系上場会社でのBPOの活用


第6章 経理業務の標準化・早期化
①経理業務の標準化とは?
②決算業務の早期化とは?


第7章 経理業務の標準化・早期化事例
①標準化を、たとえるとしたら?
②スケジュール管理を決算早期化へ活かす


【執筆者紹介】

■中尾 篤史(なかお あつし)

公認会計士・税理士
CSアカウンティング株式会社 専務取締役
日本公認会計士協会 租税調査会 租税政策検討専門部会・専門委員

著書に「たった3つの公式で「決算書」がスッキリわかる」(宝島新書)「コレだけは知らなきゃヤバイよ!会計」(すばる舎)、「対話式で気がついたら決算書が作れるようになる本」「4週間でマスターできる経理・財務基本テキスト」「経理・財務お仕事マニュアル」(税務経理協会)、「経理・財務スキル検定[FASS]テキスト&問題集」(日本能率協会マネジメントセンター)、「節約法人税のしくみ」(祥伝社)、「はじめてのキャッシュフロー」(大成出版社)、「在庫管理がわかる」(実業之日本社)、「企業組織再生プランの法務&税務」(清文社)などがある。


■平野 真理子(ひらの まりこ)

税理士
CSアカウンティング株式会社 経理管理事業部 第二部 部長

著書に『経理・財務お仕事マニュアル』、『経理実務(請求書、領収書編)』(税務経理協会)がある。


■伊藤 元一(いとう げんいち)

公認会計士
CSアカウンティング株式会社 大阪支店 グループリーダー

著書に『経理実務(小切手、手形編)』(税務経理協会)がある。