お役立ちコラム

これさえ知っておけば大丈夫!経理アウトソーシングのメリット・デメリット 8選

経理アウトソーシングは、会社の経営を円滑かつ効率的にするために役立つサービスです。

経理アウトソーシングにはさまざまなメリットがありますが、デメリットも見落としてはいけません。

 

今回は経理アウトソーシングのメリット、デメリットをご紹介します。

双方をきちんと確認した上で、信頼できる経理アウトソーシング会社を選ぶようにしましょう。

 
 
 

◇ 経理アウトソーシングなら会社の経理業務を必要な範囲だけ依頼できる

 
 

経理アウトソーシングとは、会社の経理業務を請け負ってくれるサービスのことです。

経理業務には毎日の記帳、仕訳入力、領収書管理、請求書発行、売掛金や買掛金の管理、各種支払い処理、銀行残高管理、毎月の給与計算、月次レポート作成、さらに年に1度の税務申告、年末調整と、さまざまな業務があります。

経理アウトソーシングの中にはすべての経理業務を請け負うタイプと、一部の経理業務を請け負うタイプ、さらに経理アウトソーシングのスタッフが自社に作業をしにきてくれるタイプがあります。

 

年末や年度末の忙しい時期にのみ依頼する、毎日の簡単な業務のみ依頼するなどさまざまな使い方をすることができるため、より自社の目的に沿ったサービスを選んでいくことが可能になります。

 

契約期間も、単発の依頼から数ヶ月の依頼、年単位の依頼まで可能です。

サービス内容や料金は経理アウトソーシング会社によって大きく違っているので、いろいろな会社を比較して理想のサービスを行ってくれるところを探すようにしましょう。

 

 

◇ 経理アウトソーシングのメリット5選

 

経理アウトソーシングを利用することで生まれるメリットについてご紹介します。

 

 

● メリット1. 経理にかかる人件費や教育・採用コストをカットできる

 

経理アウトソーシングを利用する上で一番のメリットがコスト削減です。

経理のスタッフが自社にいると、その分の人件費だけでなく教育コストや採用コストなどがかかってしまいます。

経理担当者が退職してしまった際には採用にかかるコストもかなり増えて、経営を圧迫するという可能性も。

1年間で経理スタッフに支払っている給与や経理に関わるコストを計算して、それよりも経理アウトソーシング会社に依頼する方が低コストの場合は経理アウトソーシング会社を利用することをおすすめします。

 

 

● メリット2. 繁忙期などの仕事配分を考えずに済む

 

月末、年末、年度末、繁忙期は、経理の仕事は非常に忙しくなります。

反対に閑散期もあり、経理の仕事の配分をその時期によって変えていかなければなりません。

しかし経理の仕事をアウトソーシングすれば、業務配分などを考える手間をなくすことができます。

忙しい時期のみ、また時間がかかる業務のみ外注するという方法でも有効です。

 

 

● メリット3. 社員による経理の不正を防ぐことができる

 

社内の事情、会社間の情報を握っていると、経理スタッフは不正を行いやすくなります。

また、長年同じスタッフに経理業務を任せていると、会社の資金の着服、数値をごまかすといった不正に気づきにくくなることも。

しかし経理アウトソーシングを利用することでこのような不正を防ぐことができます。

経理アウトソーシング会社では数値のチェックなども厳しく行っているだけでなく、ビジネスパートナーとしての付き合いもあります。

契約に従って、正しく経理の管理を行ってくれるでしょう。

 

 

● メリット4. 法律の改訂にも迅速に対応してくれる

 

会計規則や税金にまつわる法律は日々微妙に変化しています。

経理担当のスタッフがこれらの情報をきちんと把握していればこの点は問題ありませんが、スタッフが情報を見落としている可能性もあります。

経理アウトソーシング会社なら経理のエキスパートが揃っており、常に経理に関する最新の情報を共有しています。

そのため法律の改訂などにも俊敏に反応することができ、プロとしてしっかりとした対応を行ってくれるのです。

 

 

● メリット5. より生産性の高い業務に集中し業務効率を上げられる

 

経理の業務を完全にアウトソーシングすることで、それまで経理の仕事をしてきた社員に他の仕事を与えることができます。

経理の仕事は非常に時間がかかり、正確さも求められます。

この時間、コストを本来の会社に必要な業務に回せば、より生産性の高い業務を行うことができるでしょう。

少ない社員人数の中でより効率的に業務を進めたいという場合には、経理アウトソーシングは非常に役立ちます。

 
 

◇ 経理アウトソーシングのデメリット3選

 

経理の業務をアウトソーシングすることで生まれるメリットはたくさんあります。

しかしメリットだけでなく、デメリットにも目を向けておく必要があります。

経理アウトソーシング会社に経理を依頼する上で注意しなければならないデメリットについて確認していきましょう。

 

 

● デメリット1. 社員に経理のノウハウが身につかない

 

経理の仕事をすべてアウトソーシングしてしまうと、社内に経理ができるスタッフがいなくなります。

経理アウトソーシング会社との契約が終了した際、社内に引き継げるスタッフがいなくなってしまうのです。

"アウトソーシングする業務を縮小するときや、自社で内製化を進める際に、ノウハウ等を提供

してくれる経理アウトソーシング会社を選ぶことで問題を解決することができます。

 

 

● デメリット2. イレギュラーな仕事内容に対応できないことがある

 

経理は毎日毎月同じ業務ばかりではありません。

新しいプロジェクトが発足した際や、トラブルが起きた際にも経理には迅速な対応が求められます。

しかし経理アウトソーシング会社は原則として契約に則った内容の仕事を行うため、イレギュラーな対応には必ずしも対応できるわけではないというデメリットがあります。

オプションをつけられる経理アウトソーシング会社や、イレギュラーな仕事内容にもきちんと対応してくれる経理アウトソーシング会社を選ぶ必要があります。

 

 

● デメリット3. 経理アウトソーシング会社を通して情報漏えいの恐れがある

 

経理の業務をアウトソーシングするということは、会社の経理状況を開示するということになります。

会社の経理の状態が外部に丸分かりになってしまうため、情報漏えいに関してはとくに慎重にならなければなりません。

投資などを行っている会社の場合は、競合他社にその内容が漏れてしまうという恐れもあります。

依頼する経理アウトソーシング会社がきちんと情報漏えいに対しての対策を取っているか、セキュリティは万全かどうか、ホームページだけでなくスタッフにしっかり確認を取っておくようにしましょう。

 
執筆者:海野
写真:123RF
 

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