お役立ちコラム

「子ども・子育て拠出金」とはどういうものですか?

年金事務所からの納入告知書に「子ども・子育て拠出金」という記載がありました。これはどのようなものですか?

「子ども・子育て拠出金」とは、子育て支援のために充てられる税金のことです。この拠出金は厚生年金保険の適用事業所の事業主が、従業員の厚生年金保険料を納めるときに、一緒に徴収されます。

従業員は「子ども・子育て拠出金」を納付する必要はなく、その従業員を雇っている事業主が、これを納付することになっています。また、健康保険料や厚生年金保険料は原則として事業主と従業員が折半で負担しますが、「子ども・子育て拠出金」は事業主側が全額を負担することになっています。

従業員に子どもがいるかどうかは関係ありません。 従業員が独身で子供がいない場合でも、厚生年金の被保険者全員が対象となっています。

厚生年金保険料と一緒に年金事務所(日本年金機構)が徴収していますが、この拠出金の実態は厚生年金保険料ではなく、税金です。

以前は「児童手当法」という法律にもとづいて「児童手当拠出金」という名称で徴収されていましたが、現在は子ども・子育て支援法(平成24年8月成立、平成27年4月施行)という法律にもとづいて「子ども・子育て拠出金」という名称に変更されました。

従来から、会社員の子で3歳未満の子に支給される児童手当に使われていましたが、現在はこれに加えて、地域子ども子育て支援事業の資金(放課後児童クラブや児童館の拡充)にも使われています。

 

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