
ホーム > vol.45 消費税は納付の場合もあれば還付の場合もあるのは何故?
今回の経理・会計・税務アウトソーシングお役立ち情報は、消費税の納税の仕組みについてです。
Q.消費税は納税の場合もあれば、還付の場合もあると聞きましたがどういうことなのでしょうか?
A.消費税は間接税でして、納税義務者と、実質的な税負担者とが異なる税金となります。消費税の実質的な負担者は消費者で、事業者は消費者から消費税を預って国に納める納税義務者となります。
国に納付される消費税は、あくまで消費者が負担した分の税金となります。
例えば、ある財を生産して、最終的にスーパーが消費者に税込315円で売却した場合を考えますと、国には315円のうち消費税15円が納付されればよいこととなります。
これを単純なケースで考えて見ますと、生産者が生産したある財を税込105円でスーパーに卸して、スーパーが税込315円で消費者に売却したとすると、
生産者 スーパー
売上(税込)105円 315円
仕入(税込) 0円 105円
各事業者の納付額は、
生産者 売上に係る消費税 5円 – 仕入に係る消費税 0円 = 差引納付税額 5円
スーパー 売上に係る消費税15円 – 仕入に係る消費税 5円 = 差引納付税額 10円
となり、国には各事業者の納付額の合計である15円が納付されることとなります。
この売上に係る消費税(仮受消費税)と仕入に係る消費税(仮払消費税)の差額がプラスの場合は納付となり、マイナスの場合は還付となるのです。
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