
ホーム > vol.41 最近、輸出取引を開始したので、為替予約を始めようと思うのですが・・・?
今回の経理・会計・税務アウトソーシングお役立ち情報は、為替予約についてです。
Q.当社では、最近輸出取引を開始しました。為替予約をすることで為替相場の変動による損失発生のリスクを回避できると聞きましたが、具体的に教えてください。
A.外貨建で商品を輸出している企業の場合、債権は外貨建となりますので、将来円高になると入金する日本円の価値が目減りします。そのようなときに、為替予約の契約を締結することで為替リスクを回避することができます。
為替予約とは、将来の一定時点における外国為替の売買を予約する契約です。例えば、3ヶ月後に1,000,000ドルを120円/ドルで売ることを銀行と契約した場合、それを売予約といい、逆の場合は、買予約といいます。外貨建で商品輸出をしている企業の場合は、売予約をすることによって、為替リスクの回避をはかれます。
為替予約を行った場合の影響を具体例で考えてみましょう。
<例>
1ドル100円の現在、1,000,000ドルで輸出取引を行った。
会社の担当者の予想では円高が進行し、入金予定時には80円/ドルになると予想した場合、為替予約が効果的です。
1ドル95円で売予約をしたら、入金時には95,000,000円が入金されますが、為替予約をしなかった場合は、80,000,000円の入金しかありません。このように、為替予約をすることによって15,000,000円もお得な結果となります。ただし、予想が外れて円安になったらその分の為替差益は受け取れませんので、その点はご留意下さい。
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