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vol.22 デット・エクイティ・スワップって何ですか?

今回の経理・会計・税務アウトソーシングお役立ち情報は、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ DES)です。

Q.弊社では、以前から金融機関以外にオーナーから借入を行っておりますが、業績が悪化してきております。このまま決算を締めると債務超過に陥りそうで、その場合は金融機関から追加の融資は難しいと言われております。債務超過を解消するために、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ DES)という手法があると聞きましたが、どのような内容で、会計処理はどうするのでしょうか?

A.債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ DES)とは、債権者の債権の一部を現物出資する形態で株式を取得する手法です。今回のケースですとオーナーが会社に貸している貸付債権の一部を現物出資することによって会社の株式に変わることになります。
経営が不振となっている会社では、負債(借入金)が減少して資本(資本金)が増加することになるので、債務超過を解消する手段として活用されております。また、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ DES)後は、利払いが発生しなくなりますので、損益にもプラスに寄与します。
この場合の会計処理ですが、債務者側と債権者側とで以下のような会計処理となります。
前提条件:
対象となる債権の券面額:100
対象となる債権の時価:60
(債務者側)
(借方) 借入金 100     (貸方)資本金 60
                  債務免除益 40
(債権者側)
(借方) 株式 60     (貸方)貸付金 100
債権譲渡損 40
ここでのポイントは、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ DES)の対象となった債権の時価で株式が評価されることとなり、結果として債務者側では、増加する資本金が債権の時価の金額となるために、債権の券面額と時価とで差額がある場合は、収益(債務免除益)計上がされることになるということです。

経理・会計・税務アウトソーシングお役立ち情報をお読みいただきありがとうございます。次回の経理・会計・税務アウトソーシングお役立ち情報でまたお会いしましょう。

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