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小売業等の販売効率指標について

小売業等の販売効率指標について教えてください

販売効率指標は一般的に、1人当り売上高、売場面積当り売上高の2つがあります。
1人当り売上高は、大きいほど効率が高く、卸売業、小売業その他、飲食店等の指標として有効となります。
従業員1人当り年間売上高 = 年間売上高/従業員数
売場面積当り売上高は、坪効率や売場効率ともいわれます。店舗、売場面積の良否を判定し、設備の効率を検討する指標となります。
この比率が低いことは、固定資産の有効利用の観点から問題があり、比率が高すぎることは、売場面積の拡張の必要性を示している可能性があります。
売場3.3㎡当り売上高 = 売上高/売場面積×3.3
<参考文献等>
牧野明弘『新五版 財務分析の実践活用法 取引先企業の見方・とらえ方』

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